（公社）大分県臨床検査技師会のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
代表理事会長の丸山 晃二と申します。会を代表してご挨拶申し上げます。
県民の皆さま
当会は平成26年に大分県知事より公益社団法人として認定され「臨床検査及び衛生検査に関する知識の普及啓発並びに会員の学術技能の研鑽及び倫理の高揚を図るとともに、地域医療及び地域保健に協力し、もって県民の健康の保持及び増進に寄与すること」を目的とした職能団体です。
会員は国家資格を有する臨床検査技師約900名で構成され、病院・診療所・健診センター・検査センター・保健所等において、血液検査・生化学検査・尿検査・便検査・感染症検査・心電図検査・呼吸機能検査・超音波検査等を行っています。
公益社団法人としての事業として、「リレーフォーライフin大分」に毎年参加し、日臨技委託公益事業「検査と健康展」では、検査専門医による検査相談にも多くの相談が寄せられました。また将来、検査技師を目指す学生相手への進路相談等も行っています。
代表理事会長
丸山 晃二
さらに公益活動の一環として骨密度測定、血管年齢、インボディ検査、血糖測定などを行い、広く県民の皆さまの健康寿命延伸に寄与しております。これからも幅広い事業を展開することで県民の皆さまとの交流を深めてまいりたいと思っておりますので、臨床検査技師に対するご理解とともに、皆さまからの温かいご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
最後に、臨床検査に関する疑問や質問のある方、臨床検査技師という仕事に興味をお持ちの学生の方がおられましたら、情報提供やアドバイスもいたしますので、お気軽にお問い合わせください。
会員の皆さま
会員の皆さまにおかれましては、平素より一方ならぬご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
さて、当会は創立70周年・法人化35周年を迎え、ともない令和6年3月2日（土）に記念式典ならびに祝賀会を執り行い盛会に終了することができました。これもひとえに諸先輩方や関係各位のご支援とご厚情によるものと心より感謝申し上げます。またこの記念すべき同じ年度内（2023年11月）に念願であった技師会事務所が完成し、10年以上にわたる諸先輩方の熱き思いをやっと形にすることができた瞬間でした。さらに本年6月には、技師会ホームページのリニューアルも完了いたしました。会員の皆さまにおかれましては、思いの詰まった事務所ならびにホームページを情報共有の場として、また学術・技術向上のためのプラットホームとして、是非とも利活用していただければと思っております。
職能団問としての当会の目的を達成するために、学術活動としては学術9部門を中心とした各種研修会や講演会を毎月開催し、また大分県臨床検査学会を年1回開催しております。アフターコロナとなり多くの活動においては参集型が増えてきておりますが、学会や精度管理報告会についてはハイブリッドでの開催といたしました。学会においては現地での活発なディスカッションが醍醐味です。今後もできるだけ広い会場を準備したいと思っておりますので多くのご参加をお願いいたします。日々の研鑽の成果を発表する場として、さらには会員同士の交流・情報交換の場としていただきますと幸いでございます。
組織部においては5 地区（大分・別杵・県北・県西・県南豊肥）での組織強化、並びに学術の発展を図るとともに各地区会員の親睦を深める地区活動を行い、今年度は新体制となった役員で各地区に出向き、施設連絡責任者との意見交換も行いました。組織部は「横のつながりを作る・広げる」ことや、地区会員の声を拾い上げることを重要な活動としております。開催を希望する研修会などございましたら、遠慮なく地区理事あるいは地区委員までご連絡ください。
企画部においては、主に公益事業を中心に活動しています。リレーフォーライフin 大分への参加や、一般市民を対象とした検査と健康展・“げんきフェア”・別府市ＣＫＤ予防啓発活動などにおいて骨密度測定、血流測定、インボディ検査、血糖測定などを実施しています。これらの活動は生涯教育「基礎点」対象となりますので多くのご参加をお待ちしております。
精度管理事業では、大分県下どこの施設で検査しても同じ検査結果が得られることを目的に事業を展開し、より精度の高い確実な検査を行うことのできる、そして付加価値の高い有益な情報を提供できる臨床検査技師の育成に取り組んでまいりました。調査への参加をお願いするとともに、例年12 月に開催しています精度管理報告会への参加も併せてお願いいたします。
今後も、会員の皆さまの忌憚のないご意見をお聴きしながら、役員一同、当会の更なる発展に取り組んでまいる所存でございます。ご支援ならびにご理解とご協力を賜りますよう、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。