血液学的検査とは
採血によって得られた血液を分析して、病気の有無やその原因などを推測する検査です。
血液中の細胞成分である赤血球・白血球・血小板の数や大きさを測定する『全血球算定』、血液が固まる力や溶かす力を調べる『凝固・線溶検査』、細胞成分を顕微鏡で観察して形の異常やがん細胞の有無などを調べる『血液形態検査』がこれに該当し、診断および適切な治療を行うために重要な検査です。
年齢や性別、生活環境などによっても検査値は増減しますが、血液細胞の病的異常として鉄欠乏性貧血や悪性貧血、白血病、悪性リンパ腫などがあります。
血液検査に従事する検査技師は、この病的異常をいち早く見極め臨床医にフィードバックできるよう日々努めています。
主な活動内容
各種研修会の企画や大分県下を対象とした検査精度評価のための試料作製、その他各種学会の座長派遣などをおこなっています。
- 大分県技師会臨床血液部門研修会(3、4回/年)
- 大分県医師会精度管理調査(1回/年)
- 日本臨床検査技師会九州支部卒後研修会
- 日本医学検査学会
- 日本臨床検査技師会九州支部医学検査学会
- 大分県臨床検査学会
部門スタッフ
- 部門長 曽我 泰裕
:大分県厚生連鶴見病院 - 部門員 橋本 文子
:大分市医師会立アルメイダ病院 - 部門員 古賀 紳也
:大分大学医学部附属病院 - 部門員 財前 一貴
:大分大学医学部附属病院 - 部門員 島田 久美
:大分三愛メディカルセンター